研究課題
若手研究(B)
Notch4はヒト血管に発現し、血管の発達に関与していると考えられてきたが、我々の研究でNotch4遺伝子多型は多発性硬化症(MS)に抵抗性を示すことが明らかとなった。これをふまえて、Notch4機能を解析するため、マウスMSモデルの脊髄におけるNotch4の機能、およびNotch4遺伝子変異マウスにおけるMSモデルの症状修飾を解析した。まず、マウスではNotch4蛋白は血管内皮にはあまり発現せず、ある種の白血球に発現が見られ、樹状細胞である可能性が示唆された。Notch4遺伝子変異マウスではMSモデルの発症促進および症状悪化がみられ、Notch4は新たな治療標的となりうる可能性が示唆された。
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