研究課題
若手研究(B)
原発性アルドステロン症(PA)はアルドステロン産生腺腫(APA)と特発性アルドステロン症(IHA)の2つの病型に大別される。IHAの病因は不明である。我々は①尿中アルドステロン排泄量はIHA患者でBMI、腹囲、空腹時血糖、HOMA-Rと有意な正の相関を認めるがAPA, nonPA患者では相関を認めないこと、②IHA患者血清のアルドステロン分泌促進能(CYP11B2遺伝子転写活性)は患者の尿中アルドステロンおよび内臓脂肪面積と有意な正の相関があることを示した。このことからIHA患者の血清中の内臓脂肪由来CYP11B2活性化因子の存在および肥満改善によりIHAの病態が改善される可能性が示された。
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