研究課題
1.同種の細胞を用いた系における改良 CMV pp65/IE-1抗原に対するoverlapping peptideを用いて検討を行ったが、ひとつひとつのpeptideに対する反応は弱かった。良好な反応を得るため、あらかじめdominantな反応を惹起するようなpeptideを選択して実験を行った。培養系の検討としてIL-2/IL-15/IL-21などのサイトカインの至適組み合わせについて検討した。その結果IL-2/IL-21の組み合わせが良好であった。2.自家の細胞を用いた系における改良 手持ちのCD19-CARの細胞内ドメインの至適化とその評価: 評価にあたって刺激後のCAR-T細胞の分泌するInterferon-gamma/Interleukin-2などを測定した。細胞内シグナルを細胞レベルで見るにあたって細胞内リン酸化タンパクの染色を行った。3.CD19CAR発現の薬剤によるコントロール 薬剤を用いて自由にCD19CARの発現をコントロールするため、tet-on systemを用いて検討を行った。ドキシサイクリンを投与することによってCD19CARの発現をコントロールすることが出来た。発現のkineticsについて、SUPT1に遺伝子導入して検討した。また、発現したCD19CARが機能的な分子であるのかどうか、細胞傷害活性・サイトカイン産生能・刺激後の分裂能などについてさらにこのシステムの検討を進める必要があると考えられた。
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