CD19を標的としたキメラ抗原レセプター (CD19CAR) 遺伝子導入T細胞の作成方法の至適化を行った。同種の細胞を用いた系における改良として、ウイルス特異的T細胞において効率よくCD19CARを遺伝子導入した細胞を作成する方法について検討した。培養系の検討としてサイトカインの至適組み合わせについて検討した。その結果、IL-2とIL-21の組み合わせが最適であった。また自家の細胞を用いた系における改良として、drug-inducible systemを用いて、CD19CARの発現をコントロールするシステムの開発を行い、発現をコントロールできることを示した。
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