①RA早期分類において重要な画像所見は、超音波パワードップラ(PD)中等度以上の滑膜炎およびMRI骨炎であった。各々の頻度および重症度は有意な相関を認めた。以上の所見を2010 RA分類基準と組み合わせることで、正確なRAの早期分類基準を確立できると示唆された。②生物学的製剤導入患者において、治療3ヶ月の超音波滑膜炎スコアの改善が治療6ヶ月の臨床的治療反応性を反映することを見出した。また、バイオマーカーとして血管新生因子VEGFおよびAngiopoietin-2の関連が示唆された。③乳腺専用ABVSをRAの手・手指関節超音波に応用し、自動スキャンシステムを構築した。
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