T細胞のシグナルに関与する様々な薬剤が、関節炎病態でのTregに与える影響を解析した。マウスにおいて、mTOR阻害剤(Everolimus)をマウス(BALB/c)に投与すると末梢血Tregが増加した(4.9→6.3%)。またIL2サイトカイン(IL-2 cytokine/mIL-2 antibody(JES6-1) complexes)投与ではTregは著増し、関節炎誘導(CAIA)を強力に抑制した。ヒトリウマチ患者にて、Abatacept (CTLA4-Ig)投与前後で、CD25,Foxp3の発現が低下しresting Treg (CD45RAhigh CD25low)の割合が増加した。
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