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2014 年度 研究成果報告書

黄色ブドウ球菌感染症をコントロールする緊縮制御ネットワークの総括的解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24791029
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 感染症内科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

片山 由紀  順天堂大学, 医学部, 助教 (60365591)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードMRSA / バンコマイシン耐性 / 黄色ブドウ球菌 / 院内感染症 / slow-VISA / VISA
研究成果の概要

難治MRSA感染症が 再燃する原因には、増殖の遅い新規表現型のVISA が関与していたことを世界で初めて見いだし“slow-VISA”と名付け新しい概念を確立した。Slow-VISA は1)増殖が遅く、2)VISA よりVancomycinの耐性度が高く、3)その耐性度が不安定であった。さらにSNPs解析でその耐性化機構を検討した結果slow-VISA で見いだされた変異は、緊縮応答関連の遺伝子やrpoB、「プリン・ピリミジン合成経路→解糖系→細胞合成系」のpathwayに関与する遺伝子上に見いだされた。緊縮応答に関係するrpoB 遺伝子が、MRSA感染症の再燃に関与していることは示唆された。

自由記述の分野

感染症 微生物

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公開日: 2016-06-03  

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