研究課題
若手研究(B)
L-アスパラギナーゼによる薬剤性急性膵炎は医薬品の致死的な副作用の一つである。それ故、その発症要因を解明するための簡便なアッセイ系の開発が必要不可欠である。これまでの研究で以下のことを明らかにした。1)L-アスパラギナーゼによる薬剤性急性膵炎の既往を有する患者2例からiPS細胞を樹立した。2)既報の分化誘導法を改良し、高効率な膵臓前駆細胞の作製に成功した。3)高速スクリーニングにより、膵臓前駆細胞から膵外分泌細胞へ選択的に分化誘導する低分子化合物を見いだすことに成功した。4)この化合物はindolactam V との併用効果を示した。
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