児童生徒におけるAEDを用いた心肺蘇生の効果を、消防庁の人口レベルの疫学データを解明する事、病院ベースの全国調査から詳細な臨床像の解明を行う事 1 人口レベルのウツタインデータの研究 2005-09年の日本全国人口レベルの児童生徒の心原性院外心停止の成績について消防庁ウツタイン登録データを解析した。230例認め、社会復帰率は経年的に改善し、多変量解析では除細動までの時間が社会復帰率に関連した。公的場所での発症が、初期リズムが心室細動である事に関連した。(Eurpace 2013オンライン出版) 2 病院ベース全国調査による院外心停止の臨床像の解明 2005-09年における日本全国の児童生徒の心原性院外心停止の成績を全国調査により後方視的に検討した。50例登録され、器質的心疾患が67%、学校発症が55%、運動関連が66%、発症前経過観察例が48%。学校発症例は、バイスタンダー除細動例が多く、社会復帰率がより良好であった。学校発症例は、大部分運動関連であり、運動関連場所で発症し、教員により目撃され、役半数は発症前経過観察例であった。(現在投稿中)
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