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2014 年度 研究成果報告書

脊髄性筋萎縮症のSMN2遺伝子のスプライシングを正常化させる新規治療薬の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24791060
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児科学
研究機関神戸大学

研究代表者

中川 卓  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (40457073)

連携研究者 西尾 久英  神戸大学, 大学院医学研究科, 教授 (80189258)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードspinal muscular atrophy / SMA / splicing / SMN2
研究成果の概要

脊髄性筋萎縮症はSMN1遺伝子の異常から発症する致死的な遺伝性神経疾患である。現在、有効な治療法は確立されていない。治療法として、SMN1遺伝子とわずか5塩基のみが異なるSMN2遺伝子の活用、つまり「SMN2遺伝子エクソン7のスプライシング正常化」を目指した治療法が有望とされている。我々は、ミニ遺伝子を用いた解析系において、低分子化合物Aが濃度依存性にSMN2遺伝子のエクソン7スプライシングを正常化する驚くべきデータを得た。この結果をもとに化合物Aに類似した脊髄性筋萎縮症の治療薬となりうる化合物を探索した。しかしながら、研究期間内に化合物Aより治療効果が高く毒性が低い化合物は発見できなかった。

自由記述の分野

小児科学

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公開日: 2016-06-03  

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