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2013 年度 研究成果報告書

川崎病類似冠動脈炎モデルマウスを用いた川崎病罹患後の動脈硬化のメカニズム解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24791071
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児科学
研究機関九州大学

研究代表者

田中 珠美  九州大学, 大学病院, 研究員 (60423547)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード川崎病 / 自然免疫 / 動脈硬化
研究概要

Nod1リガンド投与によりApoEノックアウトに冠動脈炎を発症させ、その後の動脈硬化の進展について検討を行った。冠動脈炎を惹起したマウスにおいて動脈硬化の進行を認め、このNod1リガンドはマウス冠動脈のCcl5やCxcl16といったサイトカイン・ケモカインをを誘導し、動脈硬化を悪化していることがわかった。さらに、このNod1と動脈硬化の関連性を示すため、Nod1・ApoEダブルノックアウトマウスで検討を行ったところ、ApoEノックアウトマウスと比較して、動脈硬化は抑制された。以上から川崎病発症を来すような自然免疫リガンドは動脈硬化を進行させる可能性があることがわかった。

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公開日: 2015-06-25  

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