早産small-for-gestational age (SGA)児・appropriate-for-gestational age(AGA)児のAdiponectin(ApN)値を縦断的に検討し、早産SGA児では修正1か月までの急激な体重増加が、幼児期以降のApNの分泌動態に影響を与えている可能性が示唆された。また妊娠糖尿母体(GDM)と正常母体から出生した満期産新生児を検討し、軽症耐糖能異常GDMにおいても適切な血糖管理が行われないと、胎児発育に影響を及ぼすが、2群間の胎児発育の差は、出生時のIGF-IGFBP系の変動では説明できなかった。
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