研究成果の概要 |
妊娠フェニルケトン尿症(PKU)モデルマウスに治療遺伝子を組み込んだアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを投与し子宮内の免疫寛容なPKUモデルマウス胎仔へ感染・発現させることでさらに少ないベクター量で長期にわたり遺伝子を導入・発現させることを目的とした。最も感染しやすいAAVベクターの血清型を調べるためmGFPをレポーター遺伝子としたAAVベクターの2,5,6型を作製し,胎盤上皮細胞への感染性を調べた。HPIEpC細胞を用い各種のAAVベクターを1細胞当たり10∧6vector particleで感染させたが、どの血清型も発現は認められなかった。
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