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2013 年度 実施状況報告書

新生児脳低温療法のサイトカイン産生・転写因子発現に及ぼす影響の検討

研究課題

研究課題/領域番号 24791118
研究機関自治医科大学

研究代表者

小池 泰敬  自治医科大学, 医学部, 講師 (00382903)

キーワード新生児仮死 / 脳低温療法 / サイトカイン / 転写因子
研究概要

新生児仮死は新生児の神経学的後遺症の最大の原因である。新生児蘇生法の標準化ガイドラインの2010年改訂で重症新生児仮死、低酸素性虚血性脳症に対して、低体温療法が標準治療とされた。しかし、低体温療法が効果を示す機序は必ずしも明確ではない。
新生児仮死による脳障害発症の機序に、児自身が産生するサイトカインが関与するという報告が続いているが、低体温療法がサイトカイン産生に及ぼす影響についての報告はいまだなく、さらに転写因子を含めた詳細な病態解析はなされていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

脳低温療法を施行した症例1例、脳低温療法を必要としなかった軽症新生児仮死症例10例、比較対照症例10例から検体を採取した。さらに症例数を増やし、サイトカインおよび転写因子測定を近日中に行う予定である。
研究は概ね順調に進んでおり、3年間の研究でよい成果が得られると期待される。

今後の研究の推進方策

引き続き、重症仮死症例、軽症仮死症例、比較対照症例の検体採取を行い、一定数検体が確保された段階で、サイトカイン、転写因子測定を行う。

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公開日: 2015-05-28  

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