研究課題
若手研究(B)
妊娠母体へのヒトサイトメガロウイルス(HCMV)感染は、胎盤を経て胎児へ先天性感染を引き起こす。これまでモルモットとモルモットCMV(GPCMV)を用いて胎盤病態の解析を行っている。本研究では、感染個体胎盤を用いたマイクロアレイ解析で変動の見られた遺伝子に関して定量的測定系の構築、また、GPCMVが感染可能なモルモット胎盤組織培養系を樹立した。胎盤及び培養細胞での遺伝子発現動態の定量解析で、GPCMV感染により発現量が変動しており、同定遺伝子とGPCMV感染との関連性が明らかとなった。培養細胞でのウイルス感染時におけるある遺伝子の発現変動を解析すると、感染初期に変動が認められる事が分かった。
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Vaccine
巻: 31 ページ: 3199-3205