今後の研究の推進方策 |
平成24年度の研究成果をもとに、 1) メラノーマおよびメラノサイトに対して環境要因(過酸化水素、低酸素)により負荷をかけた場合、または成長因子やサイトカイン(HGF, EGF, TGFβ, TNFα , IFNγ)により刺激した場合における糖脂質合成系の変動を解析する。 2) メラノーマおよびメラノサイトにおいて定常状態と上記の環境要因による負荷および成長因子などの刺激による形質変化を解析する。 3) メラノーマおよびメラノサイトにおいて細胞から抽出した糖脂質および脂質のMS分析を行い、メラノーマ、メラノサイトの脂質構成の差異を明らかにする。 4) ヒトメラノーマ組織または正常組織(良性の母斑など)において糖脂質合成酵素遺伝子群の発現解析を行い、細胞レベルで得られた結果を検証する。
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