研究課題
若手研究(B)
尋常性乾癬は免疫学的失調に伴う皮膚のケラチノサイトが過剰に増殖する疾患である。皮膚に存在するランゲルハンス細胞は皮膚に存在する免疫担当細胞であることが知られている。今回我々はTh17に関連するランゲルハンス細胞とガンマデルタT細胞に着目し検討を行ったところ、ランゲルハンス細胞を消去したマウスでは乾癬様の変化は有意に減少した。またランゲルハンス細胞を消去したマウスではTh17に関連したサイトカインの減少も観察された。これらの結果よりランゲルハンス細胞がイミキモドを用いた乾癬様皮疹の形成に必要であることが示唆された。
すべて 2014
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Journal of Investigative Dermatology
巻: (in press)