研究課題
若手研究(B)
うつ病患者における思考速度低下について、脳磁図を用いて研究した。うつ病患者12名と、年齢・性別を合わせた健常者に、言語流暢性課題(呈示されたひらがな1文字で始まる単語を思い浮かべる課題)を行っていただき、その間の脳磁場を記録した。得られた脳磁図のデータを周波数解析を行うことで、脳の活動性を評価した。うつ病群と健常者群で似たような活動パターン(後頭葉、次いで左外側前頭前野、運動感覚野に活動がみられる)を示していた。しかしうつ病群では対照群に比べ、運動感覚野や右後頭葉での活動が強かった。
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