• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

認知症画像診断における背景病理に関する臨床病理学的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24791232
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 精神神経科学
研究機関名古屋大学 (2013-2014)
順天堂大学 (2012)

研究代表者

藤城 弘樹  名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 寄附講座講師 (20536924)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードDLB / AD / 早期診断 / レビー病理 / 神経原線維変化 / ブドウ糖代謝 / 神経画像 / レビー小体病
研究成果の概要

最も頻度が高い変性性認知症であるアルツハイマー病(AD)とレビー小体型認知症(DLB)において、認知症発症前の神経画像を含む前駆症状の相違について明らかにした。病理学的亜型としての海馬保持型のADでは、病初期に記憶障害は目立たず、臨床症状に対応する脳局在部位の症状が前景化する可能性を臨床病理学的に報告した。またDLBでは、便秘などの自律神経症状、嗅覚障害やレム睡眠行動障害が先行し、これらの病歴聴取や後頭葉一次視覚野の糖代謝低下により早期診断の契機となることを報告した。さらに一次視覚野に加え、外側後頭葉、頭頂葉の糖代謝低下を認める症例では、認知機能低下が進行していた。

自由記述の分野

老年精神医学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi