研究成果の概要 |
乳房温存療法における再発リスクの評価と再発リスクに応じた照射法の検討を行った。局所再発症例19例の乳房温存術時の検体についてEGFR,HER2,GEP100, AMAP1の免疫染色を施行した。Stepwise regression analysisの結果GEP100とAMAP1が陽性の際は早期に再発していることが示された。 高リスク症例を想定しリンパ節領域を含めた治療計画の作成を行った。陽子線によるSpot scanning proton therapy (SSPT)は強度変調放射線治療(IMRT)と比較し、ターゲットに対する線量を損なうことなく肺や心臓といった正常組織の照射線量を低減していた。
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