研究課題
平成24年度に行ってきた研究内容を発展させ、MRIでも冠動脈領域毎の心筋血流量を測定できるように改良した。それぞれの領域毎の検討でも操作者間で高い再現性を認め、心筋血流定量のゴールドスタンダードであるO15標識水PETと高い相関を示した。次に、今まで主流として使われてきたPatlak plot modelによる測定法との比較を行い、我々が開発したsingle tissue compartment modelを改良した定量方法の有用性を示した。学会発表を通して、討論から得られた結果を合わせて、英文論文化し、国際誌に投稿中である。また、冠動脈疾患疑い患者を対象とした検討も始めており、他検査(冠動脈造影など)との比較を行い、学会報告を踏まえて、その結果も国際誌への投稿を目指している。dynamic CTでも同様の手法で心筋血流定量を行い、英文論文として投稿した。
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European radiology
巻: 未定 ページ: 未定
10.1007/s00330-014-3164-3