研究課題
若手研究(B)
体幹部定位放射線治療を施行した症例データを解析することで、呼吸性移動を伴う臓器に対する4次元放射線治療計画において考慮すべき誤差要因を調査した。臓器変形移動量を算出するDeformable image registration(DIR)において最大9.9mmの誤差がみられ、DIRの不確実性が最大の誤差要因であることを明らかにした。4次元放射線治療計画の臨床応用に向けて、計算誤差が生じている領域を自動検出する手法を考案し簡便に精度検証できるようにした。
医学物理