研究課題
若手研究(B)
小動物用超高磁場11.7テスラ磁気共鳴画像(MRI)装置を用いて、MRI用の造影剤である磁性酸化鉄ナノ粒子に標識されたマウス生体内の単球・マクロファージの動態を1細胞レベルで経時的に追跡する方法を確立した。超高磁場MRI装置の利用だけでなく、撮像対象であるマウス脳に最適化したプローブコイルの開発や撮像パラメータの改良、使用する磁性粒子の最適化によって、格段に高い時空間分解能を実現し、従来困難とされた1細胞レベルの細胞分布を生体マウス脳内で経時的に追跡することが可能であった。また、病態発生時だけでなく、正常時においても、末梢組織マクロファージが脳内へ浸潤することを視覚的に描出することに成功した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (13件) (うち招待講演 3件) 備考 (3件)
日本磁気共鳴医学会雑誌
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http://biofunc.ifrec.osaka-u.ac.jp