Digital Radiography(DR)の解像特性は、一般的にPresampled Modulation Transfer Function (MTF))で表わされる。DR画像においてエッジ法は、画像取得が容易で世界的にも主流となっている。しかしながらエッジ法は、解析の手法が煩雑なため高い精度を持ってMTF 測定を行うのは難しい。 本研究では、エッジデバイスを使用したMTF 測定において、従来とは異なるアプローチによる“仮想スリット”画像を使用した簡便で高精度なMTF 解析法の開発を行った。この新しい解析法は、DRシステムの性能評価ならびに保守、管理などが簡便に行える。
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