研究課題/領域番号 |
24791417
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
古賀 睦人 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (70597468)
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研究協力者 |
永野 浩昭 大阪大学, 附属病院, 准教授
小林 省吾 大阪大学, 附属病院消化器外科, 助教
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 肝細胞癌 / microRNA / ヒストン / リプログラミング |
研究概要 |
肝癌細胞株に対してmiR-302を導入し、培養することでiPS細胞と形態学的に類似した細胞塊の出現を認めた。これらは未分化マーカーの発現上昇を認め、分化誘導によって、三胚葉の分化マーカーが上昇していた。 そしてこれらの細胞塊は親株と比較し、細胞増殖の抑制、間葉上皮移行の誘導、複数の薬剤に対する感受性の改善、アポトーシス細胞の増加を認めた。miR-302を導入した細胞塊においては、c-Mycの発現が低いことが特徴であり、miR-302の標的遺伝子のなかで、c-Mycの発現に影響のあるヒストン脱メチル化酵素AOF2の関与を認めた。
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