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2013 年度 研究成果報告書

肝細胞癌のT細胞不活化経路を標的とした癌治療法の臨床導入を目的とした研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24791445
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

北東 大督  奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (70526821)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワードHVEM / 腫瘍免疫 / T細胞不活化経路 / 肝細胞癌
研究概要

T細胞不活化経路の一つであるHVEMに着目した研究を行った。HVEMとはHerpesvirus-entry mediaterのことで、ウイルス感染やアレルギー、免疫に関連する因子として注目されてきた。近年、HVEMが腫瘍免疫に関わることが報告された。今回我々は肝細胞癌のHVEMの発現に着目して研究を行った。肝細胞癌のHVEMの発現は独立した予後不良因子であった。腫瘍内浸潤リンパ球とリンパ球内の細胞障害性顆粒であるグランザイムB、パーフォリンについて検討すると、HVEMの発現はこれらと逆相関した。これは肝細胞癌のHVEMの発現が腫瘍免疫に関わる腫瘍内浸潤リンパ球の活動を阻害していると考えられた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ヒト肝細胞癌におけるHVEM 発現の臨床病理学的意義

    • 著者名/発表者名
      北東大督, 庄 雅之, 山田高嗣, 野見武男, 山戸一郎, 赤堀宇広, 安田里司, 尾原伸作, 川口千尋, 金廣裕道, 中島祥介
    • 学会等名
      第112 日本外科学会
  • [学会発表] ヒト肝細胞癌におけるHVEM 発現の臨床病理学的意義および獲得免疫機構との関連

    • 著者名/発表者名
      北東大督, 庄 雅之, 山田高嗣, 野見武男, 山戸一郎, 赤堀宇広, 安田里司, 尾原伸作, 川口千尋, 金廣裕道, 中島祥介
    • 学会等名
      第48回 日本癌治療学会

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公開日: 2015-06-25  

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