研究課題
若手研究(B)
膵癌は予後不良な消化器癌の一つで、外科的切除が唯一の根治的治療であるが、発見時既に進行していることが多く、手術不可能な例も少なくない。この場合抗癌剤による治療が行われるが、その効果は十分とは言えないのが現状である。我々は膵癌に対しアデノウイルスを用いて腫瘍壊死因子α(TNF-α)遺伝子を膵癌に組み込み癌の成長を抑えられるか実験した。アデノウイルスによりTNF-α遺伝子は膵癌に発現し、膵癌細胞を用いたシャーレ上の実験及び、マウスを用いた実験にて腫瘍の成長を抑止することが分かった。
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J Am Coll Surg
巻: 216(2) ページ: 320-32
10.1016/j.jamcollsurg.2012.09.016.