BALB/cマウスから気管を摘出し臓器保存液中に4時間保存後、異種移植としてC57BL/6マウスに移植した。1週間後に犠牲死させた。また人工酸素運搬体を臓器保存液中に加えた中に4時間保存後異所移植としてC57BL/6マウスに移植し1週間後に犠牲死させた。Real time PCRで炎症性サイトカインの測定、また病理組織での拒絶反応を検討した。検討したマウスの数が少ないためか人工酸素運搬体投与群で拒絶反応が抑制された傾向はあったが有意差は認めなかった。今後はT細胞の表面抗原の発現によりどのT細胞が関与しているか検討する必要がある。
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