研究課題
若手研究(B)
申請者はSpirulina複合多糖体(CPS)がグリオーマに対して自然免疫のみならず細胞性免疫応答も賦活し抗腫瘍免疫応答を増強することを解明した。抗腫瘍効果の発現にはIL-17の制御による血管新生の抑制が関与することも見出した。Spirulina CPSにより免疫系を賦活し抗腫瘍効果を発揮させる免疫療法は副作用も少なく、現在の標準治療と併用することも可能と考えられる。今後の研究により悪性グリオーマに対する新たな治療の選択肢となり得る可能性がある。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
Microbiol Immunol
巻: 57(1) ページ: 63-73