研究課題
若手研究(B)
脊髄損傷マウスに対して、ヒト骨髄間質細胞および同種マウス骨髄間質細胞移植を行った。脊髄損傷後の脊髄内でのmicrogliaの動態について検討し、骨髄間質細胞移植によるmicroglia活性、特に損傷後慢性期での活性の抑制がみられた。また、microgliaと同様な性質をもち、脊髄損傷のような脳脊髄液関門が破綻する状態で遊走してくるmacrophageの動態も同様に検討を行ったところ、macrophageの遊走が移植により抑制されていることを確認した。また同モデルに加え損傷急性期に抗IL-6受容体抗体による治療介入を行ったところ、骨髄間質細胞の生存率の上昇、運動機能の著明な改善などが確認できた。
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J Neuropathol Exp Neurol
巻: 72(10) ページ: 980-93
10.1097/NEN.0b013e3182a79de9