研究課題/領域番号 |
24791593
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
石田 亮介 島根大学, 医学部, 特別協力研究員 (50508934)
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研究協力者 |
津森 登志子 県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (30217377)
高橋 舞 島根大学, 医学部, 技術職員
勝部 由貴子 島根大学, 医学部, 事務補佐員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | μオピオイド受容体 / 内在化 / Gタンパク質共役受容体 / オピオイド耐性 |
研究成果の概要 |
フェンタニルおよびDAMGOはともに投与後5分から強いμオピオイド受容体の内在化を引き起こし、発現時間に差はなかった。しかし細胞膜への受容体のリサイクリングはフェンタニルが概ね60分でほぼ完了していたのに対し、DAMGOではおよそ30%の受容体がendsomeに残存しており、フェンタニルの方が早い傾向にあった。電子顕微鏡では内在化した受容体はライソゾーム、多包体およびゴルジに強く発現しており、これは受容体の分解経路であると推測されることから、細胞膜へのいわゆるリサイクリングは同一受容体が細胞膜表面へ戻されるのみならず、新規の受容体合成によるところが大きいと推測された。
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自由記述の分野 |
麻酔科学
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