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2015 年度 研究成果報告書

エピゲノム網羅関連解析による術後悪心嘔吐の性差の機序解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24791606
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

早瀬 知  札幌医科大学, 医学部, 助教 (20579007)

連携研究者 山蔭 道明  札幌医科大学, 医学部, 教授 (70285005)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード性差
研究成果の概要

術後悪心嘔吐(PONV)がヒトTACR1遺伝子の一塩基多形(SNP)と関連するか検討した。その結果TACR1遺伝子上のエストロゲン応答配列上のSNPの変異はPONVの発症頻度と強く関連し、ハプロタイプ解析によって特定のハプロタイプを持つ患者においてPONV発症頻度が減少する可能性が示唆された。TACR1遺伝子のプロモーター領域のメチル化について検索し、また手術モデルマウスを作製しエストロゲンにより嘔吐行動が誘発されるか検討した。女性においてはメチル化率が高いほどPONVの強度が減弱することが示され、また手術モデルマウスにおいてエストロゲンとモルヒネ投与によって嘔吐行動が増強することが示された。

自由記述の分野

麻酔科学

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公開日: 2017-05-10  

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