研究課題
若手研究(B)
SNL術後早期に、脊髄後角第II層においてpCREBの一時的な低下が生じ、7日目以降正常化する。この変化を調べるため、GAD67-GFPマウスを使用して解析を行ったところ、有意差は認めなかったものの、抑制性神経に強くpCREBの発現を認めた。この現象はCCIモデルでも同様に確認された。このことから、SNL術後早期には、抑制性の神経細胞の活動性が低下することで、興奮性細胞の相対的な活性化が生じ、その結果疼痛閾値が低下するのではないかと推察された。その後、in vivoパッチを立ち上げることに成功し、マウス右後肢を筆で刺激することによってEPSCが増強する範囲を記録した。
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BBRC
巻: 444(3) ページ: 415-9
10.1016