研究課題
若手研究(B)
全身麻酔薬がホルマリン誘発性脊髄後角サブスタンスP放出に与える影響をNK1 receptor internalization(NK1Ri)を指標に評価し、さらに脊髄後角c-Fos発現に対する効果についても評価を行った。プロポフォール、ペントバルビタール、イソフルラン、亜酸化窒素は侵害受容性NK1Riを抑制しなかったが、イソフルラン+亜酸化窒素およびフェンタニルはNK1Riを抑制した。またすべての全身麻酔薬は侵害受容性c-Fos発現を抑制した。これらの全身麻酔薬は脊髄においてシナプス後性抑制効果を示し、さらにフェンタニル、イソフルラン+亜酸化窒素はサブスタンスPを介したシナプス前性抑制も示した。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 1件)
J Pharmacol Exp Ther
巻: 347 ページ: 258-64
Anesthesiology
巻: 119 ページ: 433-42
臨床麻酔
巻: 37 ページ: 615-623
Proc Natl Acad Sci USA
巻: 109 ページ: 6721-6