研究課題
ロボット支援手術時代における骨盤内神経解剖学において,末梢神経の走行は肉眼での観察は不可能であるため,解剖学的手法と免疫組織学的手法を組み合わせ,さらに三次元再構築を併用することにより,結論の出ていない骨盤内神経の走行につき詳細な検討を行う.詳細な準連続切片を作成することにより,これまで報告された解剖学的三次元モデルの欠点を克服し,この知見をもとにロボット支援根治的前立腺全摘除術の際に現在選択されている神経温存術式の妥当性につき検証を行った.