研究概要 |
当該申請研究は、iPS細胞から分化させた細胞やそれらを用いて作成した組織を膀胱組織に移植し、膀胱機能障害に対する新規治療法を開発するための基板となる実験を行うことを目的としている。 昨年度(平成24年度)は、ヒト、マウスiPS細胞から平滑筋細胞への分化誘導実験を試みたが、本年度は同実験を継続して行った。 具体的には、iPS細胞に対して、レチノイン酸を添加し、平滑筋細胞への分化誘導を行った。これらの分化誘導された細胞をSMA, Calponin1, MY-HC, Desminによる免疫染色を行い、実際に平滑筋細胞へ分化されたことを確認した。
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