研究課題
CRPCに至るメカニズムの解明の課題である。申請者らは翻訳を目標に研究を進めている。修飾タンパク質である低分子ユビキチン様修飾因子=Small Ubiquitin-related Modifier(SUMO)がAndrogen receptor(AR)活性化のみならず“androgen axis”に重要な働きを担うことに注目し、SUMOシステムを制御することで前立腺癌の発育をコントロールすることを証明し、CRPCの治療応用に繋げる。
2: おおむね順調に進展している
多方面からの目標の達成に向けて、主にIn vivoでの実験系を進めている。現状では、さまざまなSUMOを中心としたシグナル調節による抗腫瘍効果を得る結果が出ており、解析を進めている。
In vivoでの尿路性器腫瘍のモデルを構築し、コントロール群、治療群のマウスモデルを作成し、SUMOシグナル関連の刺激調節により治療効果を得る方策を探る。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
泌尿器外科
巻: 26 ページ: 960-963
World J Urol
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DOI 10.1007/s00345-013-1215-z