研究課題
若手研究(B)
婦人科領域において子宮平滑筋肉腫は稀な疾患ではあるが、最も予後の最も悪い疾患のひとつである。化学療法の効果が低いことがその要因の一つと考えられる。近年他の癌種で報告された新しい培養方法を用いて子宮平滑筋肉腫患者検体の初代培養細胞塊の作成を試みた。書面にてインフォームドコンセントの得られた数名の患者より子宮平滑筋肉腫の検体を採取しそれをもとに初代培養細胞塊を作成した。すべての症例において24時間後に初代培養細胞塊はスフェロイドを形成し、報告された方法で初代培養細胞塊を作成できることを確認した。続いて無血清培地に成長因子を加えた培養液を用いて子宮平滑筋肉腫の初代培養細胞塊の長期培養に成功した。
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