研究課題
若手研究(B)
胎盤での母子間インターフェイスの構築には、胎児栄養膜細胞の母体組織への浸潤が必須である。我々は、オートファジーや細胞極性形成への関与が指摘され、かつ胎盤で発現がみられるガレクチンファミリーの胎盤における機能解析を行った。ラット栄養膜細胞(Rcho-1)分化に伴って発現が消失するガレクチン4に焦点をあて機能解析した結果、ガレクチン4強制発現によりRcho-1細胞分化に特徴的な細胞形態の変化(細胞の巨大化)が観察されなくなった。またラット胎盤(12dpc)でのガレクチン4発現は、母体脱落膜よりも胎児側組織に高いことから、ガレクチン4が栄養膜細胞の母体浸潤に関与している可能性が示された。
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Proceedings of National Academy of Sciences of the United States of America
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