研究課題
若手研究(B)
我々が目的としたES細胞から甲状腺組織への分化誘導は、ベルギーのAntonica博士らが2012年に成功し、マウス体内に移植し甲状腺機能を回復させるに至った(Nature. ;491(7422):66-71.2012)。我々はこの分化効率とES細胞の未分化能維持の機能に重要な関係があるのではないかと考え、それを解析することによりES細胞の分化誘導の効率を上げることを目指した。その結果、我々が以前から注目している転写因子Liver receptor homologue 1(LRH1)がSox2とGabpによって直節発現誘導をうけ、self renewalの重要な一角を担っていることが分かった。
すべて 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Biochim Biophys Acta
巻: 1839(5) ページ: 406-14
10.1016/j.bbagrm.2014.03.016.