• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

頭頸部癌におけるESRP分子の発現と分子細胞学的意義と臨床応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24791764
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関山梨大学

研究代表者

石井 裕貴  山梨大学, 総合研究部, 助教 (40568250)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードESRP1/2 / EMT / RNA splicing / Rac1b / dEF1/SIP1
研究成果の概要

ESRP1/2はEMT関連RNAスプライシングを調節する因子であり、今回我々は頭頸部扁平上皮癌における ESRP1/2の機能解析および発がんおよび浸潤・転移過程における発現プロファイルを調べた。ESRP1/2は頭頸部正常扁平上皮内でほとんど発現していなかったが、異形成、浸潤癌において高発現していたが、間質への浸潤先端部分においてESRP1/2発現は低下しており、発現の可塑性が存在していた。さらに頭頸部扁平上皮癌細胞株を用いて機能解析を行ったところ、ESRP1はRac1b発現を抑制する事で運動能を抑制し、ESRP2はEMT関連転写因子の発現を抑制する事で運動能を抑制している事を明らかにできた。

自由記述の分野

頭頸部外科、腫瘍生物学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi