研究課題
若手研究(B)
本研究では、蝸牛におけるプロスタグランディンE受容体サブタイプの役割を生理的条件下および病的条件下で解析することにより、蝸牛におけるプロスタグランディンEシグナルの役割を解明し、新規治療法開発に応用可能な知見を得ることを目的とした。EP2ノックアウトマウスを用いた解析により、生理的条件下ではEP2遺伝子欠損が聴覚機能に大きな影響を及ぼさないこと、音響外傷および加齢に伴う難聴を増強する効果がないことが示された。