研究課題
若手研究(B)
甲状腺癌におけるガレクチン-3の強発現の意義を解明するために甲状腺でガレクチン-3を過剰発現するトランスジェニックマウスを開発した。マウスが3ヵ月齢になった時点で甲状腺を取り出し、顕微鏡下で観察したが明らかな形態学的異常や甲状腺癌の発癌は認められなかった。観察期間が短いため結論付けられないが、甲状腺癌におけるガレクチン-3の強発現は発癌因子ではなく、発癌した結果、何らかの要因で発現誘導されることが示唆された。
頭頸部癌