研究課題/領域番号 |
24791786
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
瀬川 祐一 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 共同研究員 (10621394)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 頭頸部癌 |
研究概要 |
本研究は治療に難渋する頭頸部領域の重複癌について、酸化ストレスの関与を病理組織学的レベルから分子生物学的レベルで解析し、酸化ストレスをターゲットにした頭頸部重複癌治療/予防への臨床応用を展開するための研究基盤を確立することが目的である。 現在の研究実績として 1.頭頚部領域の酸化ストレスの発現の解析としてまず、動注化学療法を行った症例についてHIF-1,p53,p16を解析。 2.以前解析した上咽頭癌症例において8-ニトログアニンの発現解析を行い、他の酸化ストレスマーカーとの関連を解析。 以上の2項目について発表準備中である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
HIF-1,p53,p16,8-NGの発現解析を通して本年度の目標であった酸化ストレスマーカーの解析が進んでいるため。
|
今後の研究の推進方策 |
酸化ストレスマーカーとしての他の因子の解析を継続するとともに、酸化ストレスマーカーが蓄積するメカニズムを解析するため、酸化ストレスに対する防御因子の解析を行う計画である。
|
次年度の研究費の使用計画 |
酸化ストレスマーカー解析システムとして解析用顕微鏡、記録用カメラ、解析用パソコンを購入予定である。 また、複数の研究室で研究をしているため、データ保存用システムとしてNASを用いたデータ保存を行うため、RAID HDD、バックアップ用HDDを購入予定である。
|