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2013 年度 実施状況報告書

酸化ストレスをターゲットにした頭頸部重複癌に対する治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 24791786
研究機関九州大学

研究代表者

瀬川 祐一  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (10621394)

キーワード頭頸部癌
研究概要

本研究は治療に難渋する頭頸部領域の重複癌について、酸化ストレスの関与を病理組織学的レベルから分子生物学的レベルで解析し、酸化ストレスをターゲットにした頭頸部重複癌治療/予防への臨床応用を展開するための研究基盤を確立することが目的である。
平成24年度の研究実績として、頭頚部領域の酸化ストレスの発現の解析としてまず、動注化学療法を行った症例についてHIF-1,p53,p16を解析。以前解析した上咽頭癌症例において8-ニトログアニンの発現解析を行い、他の酸化ストレスマーカーとの関連を解析をおこなった。
現在の研究実績として
1.重複癌の代表切片を用いて、酸化ストレスマーカーであるHIF-1α、8-OHdG発現の解析。
2.マイクロダイセクションによる、重複癌それぞれのcDNAを抽出し、酸化ストレスマーカーの遺伝子解析。
以上の2項目について検討中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

今年度の目標であった、酸化ストレスマーカーの分子生物学的解析が順調に進んでいるから。

今後の研究の推進方策

酸化ストレスマーカーおよびその防御因子についての分子生物学的解析を行うとともに、喫煙や環境因子など酸化ストレスマーカーに影響を与えうる項目についても検討する。

次年度の研究費の使用計画

購入予定物品を当該年度に購入しなかったため。
プライマーや免疫染色の抗体を購入予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014 2013

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Inflammatory pseudotumor in head and neck.2014

    • 著者名/発表者名
      Segawa Y, Yasumatsu R, Shiratsuchi H, Tamae A, Noda T, Yamamoto H, Komune S.
    • 雑誌名

      Auris Nasus Larynx

      巻: 41 ページ: 321-324

  • [雑誌論文] 結核性中耳炎の3例2013

    • 著者名/発表者名
      玉江 昭裕, 安松 隆治, 瀬川 祐一, 野田 哲平, 白土 秀樹
    • 雑誌名

      耳鼻と臨床

      巻: 59 ページ: 290-297

  • [学会発表] 頭頸部癌に対する動注化学療法治療抵抗例についての検討2013

    • 著者名/発表者名
      瀬川 祐一
    • 学会等名
      日本耳鼻咽喉科学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      20130515-20130518

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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