研究課題
若手研究(B)
好酸球性副鼻腔炎におけるロイコトリエン2型受容体の役割を解明するため、上皮細胞におけるVEGF産生、好酸球におけるロイコトリエン受容体発現、さらに上皮細胞と好酸球の相互作用について検討を行った。その結果、上皮細胞ではVEGFのオートクライン効果が観察された。好酸球ではロイコトリエン2型受容体の発現が1型受容体より多いことが観察された。また、上皮細胞と好酸球の共培養によるVEGF産生の亢進も認めた。これらの病態が好酸球性副鼻腔炎の難治性の一因となっていることが推測された。
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