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2013 年度 実績報告書

骨組織の免疫応答が慢性副鼻腔炎に与える影響について

研究課題

研究課題/領域番号 24791812
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

大櫛 哲史  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (50317939)

キーワード慢性副鼻腔炎 / 骨応答 / 粘膜 / 骨膜 / 術後性上顎嚢胞
研究概要

慢性副鼻腔炎および術後性嚢胞に対する術後の骨増成および副鼻腔に対する影響について検討を行った。
慢性副鼻腔炎でも感染型(真菌を含む)の副鼻腔炎では骨増成が著明であり、好酸球性副鼻腔炎においても術後は部位によっては骨増成を認めた。
嚢胞に対する手術の際に、骨の露出した部分を粘骨膜で覆うことで骨増成は抑えられ、術後成績に寄与した。これらのことから、粘骨膜が骨増成に何らかの機序を持って調整を行っていることが推察された。
近年骨の免疫応答について、osteoimunologyといった新しい分野が形成されつつあるが、慢性副鼻腔炎についても骨の免疫応答が関与していることが示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] A modified Lund-Machay system for radiological evaluation of chronic rhinosinusits2013

    • 著者名/発表者名
      Tetsushi Okushi
    • 雑誌名

      Auris Nasus Larynx

      巻: 40(6) ページ: 548-53

    • DOI

      10.1016/j.anl.2013.04.010

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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