最適のVEGF抗体投与方法検討のため、治療法のテーラーメイド化、投与方法の最適化、VEGF刺激因子の検討を目的とした。まずRPEが低酸素でEGFPを発現するものを作製し、最もVEGF発現が増強される条件(低酸素培養、低グルコース)でVEGF発現に影響を与える因子を解析した。核蛋白のプロテオミクス解析後、real-time PCRとウエスタンブロッティンで標的因子の追加解析を行った。その結果この因子のsiRNAでVEGFの発現が抑制されることが確認された。この因子の遺伝子KOマウスが作製されていることがわかったので、このマウスの個体作製を行い、現在光凝固誘発新生血管モデルで検討を開始した。
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