研究課題
若手研究(B)
神経保護作用の明らかになったVCP ATPase阻害剤が、網膜色素変性の新たな治療法となるか検討した。網膜色素変性モデルであるrd10マウス、および変異ロドプシントランスジェニックウサギにおいて、薬剤投与群では、網膜厚が有意に大きく、網膜電図の振幅も大きかった。遅発性の網膜色素変性モデルマウスであるrd12において、発症後である12カ月齢から薬剤投与を行っても、同様に網膜厚が厚く、網膜電図振幅も大きかった。以上より、新規VCP ATPase阻害剤は、網膜色素変性モデル動物において、形態・機能の両面から、視細胞保護作用があることが明らかになった。新たな神経保護治療法となる可能性がある。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (11件) 学会発表 (13件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
J Glaucoma
巻: 23 ページ: 150-159
10.1097/IJG.0b013e3182707456
Jpn J Ophthalmol
巻: 58 ページ: 188-196
10.1007/s10384-013-0298-9
Am J Ophthalmol
巻: 155 ページ: 870-881
10.1016/j.ajo.2012.11.016
Invest Ophthalmol Vis Sci
巻: 54 ページ: 4798-4807
10.1167/iovs.13-11677
巻: 156 ページ: 511-523
10.1016/j.ajo.2013.04.028
巻: 156 ページ: 907-917
10.1016/j.ajo.2013.06.029
巻: 155 ページ: 927-936
10.1016/j.ajo.2012.12.014
巻: 53 ページ: 6904-6913
10.1167/iovs.12-10210
PLoS One
巻: 7 ページ: e36135
10.1371/journal.pone.0036135
巻: 53 ページ: 4805-4812
10.1167/iovs.12-9870
巻: 53 ページ: 6472-6478
10.1167/iovs.12-10319