研究課題
若手研究(B)
我々は,本研究を通じて,実験動物(ラット)を用いた角膜上皮接着能の評価モデルを構築できた。糖尿病動物群と対照群について角膜上皮接着能を測定したところ,糖尿病動物群で24.9±13.4g、対照動物群で33.2±18.9gとなり、糖尿病動物群は対照動物群より低い傾向にあったが,有意差は認められなかった。本実験手技の精度向上が得られれば,in vivoにおける角膜上皮接着能の定量的評価が行えるようになると思われる。また,本系を用いることが,角膜上皮接着能を向上させる点眼薬,すなわち角膜上皮創傷治癒促進薬の開発・スクリーニングにおける評価機構として有用になるものと思われる。
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